羽毛ふとん

futon

ふんわりとしたやわらかさに包まれて眠る、至福のひととき

寒い冬でも羽毛ふとんの中に入るとやさしい暖かさに包まれて、気持ち良く眠ることができます。
最近ではいろいろなメーカーから様々な新素材を使った冬用掛けふとんが発売されていますが、残念ながら科学が発達した現在でも羽毛ふとん以上にお客様から支持を得ている掛けふとんはありません。
ただ暖めるだけであればポリエステルなどの安価な素材でも十分です。しかし、それでは蒸れてしまいますし、6時間から8時間もの間おふとんの中を快適にするこはできません。
羽毛ふとんが支持されているのは「保温性が高い」「吸湿発散性が高い」「リラックスできる適度なクッション性」「お手入れが簡単」という冬用の掛けふとんに必要な要素を全て兼ね備えているからです。

ふんわりとしたやわらかさに包まれて眠る、至福のひととき

羽毛ふとんにもいろいろなランクがあり、機能性や使い心地、価格に大きな差があります

すべての羽毛ふとんが同じ機能を持ち合わせているわけではありません。
ダウンのランク、選別の仕方、洗浄の回数、側生地、キルティングなど様々な条件によって、機能性や価格に大きな違いがでてきます。
羽毛ふとんは購入してから10年前後と長く使用される方が多いので、安心して快適に眠って頂くためにもお買い替えの際は、いろいろな商品を比較検討することをオススメします。

羽毛ふとんにもいろいろなランクがあり、機能性や使い心地、価格に大きな差があります

良い羽毛ふとんの特徴

  • 洗浄回数が多く不純物が少ない為、使用時はもちろん、長期間保管時も匂いがしない。
  • ダウン比率が高く、保温力や吸湿性、放湿性が高い。
  • ダウンサイズが大きく、保温力や吸湿性、放湿性が高いことに加えて、耐用年数が長い。
  • 通常のキルティングはもちろん、羽毛の片寄り防止等、長く良い状態で使用できる機能がついている。
  • ポリエステル比率が低く、軽く、なめらかな側生地を使用している。
  • 商品タグ等の品質表示の内容が信用できるメーカーの商品であること。
良い羽毛ふとんの特徴

羽毛ふとん選びの
3つのポイント

製造メーカーを確認する。

羽毛ふとんは中身をお見せすることが出来ません。また、中身を見れたとしてもダウンの産地やダウン比率を確認することはほぼ不可能です。お客様には商品タグに記載されている産地やダウン比率と価格などを比較しながら信用して選んで頂くほかありません。
実際はダウンのグレードによって保温力や吸放湿性、耐久性が大きく変わってきます。
羽毛ふとんはどのお店で買うかももちろん大事ですが、どのメーカーの商品かが一番重要となります。

匂いを確認する。

羽毛とはダック(アヒル)やグース(ガチョウ)からとれる天然素材です。その為、洗浄前の羽毛にはたくさんの不純物がついています。洗浄の回数が少ないと費用は抑えられますがその分匂いが残ります。
またグースに比べるとダックは雑食性の為、元々獣毛臭が強いです、もし、売り場で羽毛独特の匂いがする場合は洗浄が不十分なダックが使用されている可能性が高いです。この匂いは後で丸洗いをしても中々消えず、湿気の多い時期は特に強くなり、匂いが原因でぐっすり眠れないという方も多いです。売り場で匂いがする商品は不純物が多くダウンのグレードもかなり低いものが多いので安価であってもオススメできません。

試し寝をして掛け比べをする。

羽毛ふとんの保温力や吸放湿性、耐久性は実際に使ってみないとわかりませんので、そこは信頼できるメーカーの品質表示で比較して頂くしかありません。
しかし、側生地やキルティングの違いによる軽さやフィット感、寝返りの打ちやすさなどは店頭でも比較ができます。
羽毛ふとんのグレードの違いは保温力や吸放湿性だけではなく、寝心地にも大きな差が出てくるのです。

高品質の羽毛(ダウン)
の特性

羽毛ふとんの中身に使用されるダウン(羽毛)には大きくわけてダック(アヒル)とグース(ガチョウ)があります。胸のあたりに生えている、ふわふわとした綿羽で、羽軸がなくたんぽぽのような形をしていて、そのひとつひとつを「ダウンボール」と呼びます。
ダウンボールは保温性に優れているだけではなく、汗などの湿気を吸って拡散する特性もあるため、ふとん内の湿度も調整してくれます。ダウンボールが大きい程、機能性と耐久性が高くなります。
ダウンボールのサイズは鳥のサイズに比例するのでダックよりもグースの方が大きく品質が優れています。特に4~5年飼育された親鳥のマザーグースは上質となります。また、寒い地域で育った鳥ほど保温性やかさ高性に優れたダウンが採れます。

高品質の羽毛(ダウン)の特性高品質の羽毛(ダウン)の特性

ダウンボールが大きいと、
何かいいの?

ダウンボールのサイズの違いは羽毛ふとんのグレードを決める上でとても重要な要素のひとつです。
羽毛ふとんを作る時にはダウンを量(体積)ではなく、重さで測って充填していきます。その為、表示が同じ重さの羽毛ふとんでも小さいダウンを集めたモノよりも、大きいダウンの羽毛ふとんの方がしっかりと膨らんでたくさん空気を取り込めるので保温性や吸放湿性が高いです。
ダウンボールが大きい羽毛ふとん程、寒い冬だけではなく春や秋も含めた3シーズンで快適に眠ることができます。

保湿性

ダウンボールが大きい程、空気をつかむ力(=含む力)があり、膨らむ(=かさ高がある)ことで温かさが向上します。

吸放湿性

ダウンは天然素材の中でも非常に呼吸量が多く、常に湿気を吸ったり吐いたりしています。この呼吸量もダウンボールのサイズに比例するので、ダウンボールの大きな羽毛ふとん程湿度の調整に優れているので、寒い冬だけではなく春や秋など長い季節快適に使えます。

耐久性

羽毛ふとんは毎日の使用によって中のダウンが徐々に小さくなっていきます。寝返りを打ったり畳んだりする時にダウンボールが外側から徐々にちぎれていくからです。ダウンボールが小さくなると保温性や吸放湿性が低下していくので、元々のサイズが大きいダウンボール程、良い状態で長く使用することができます。

当店では「信用度」「品質管理基準」「コストパフォーマンス」において
高い評価を受けている「西川製」の羽毛ふとんをオススメしています。

当店が西川の羽毛ふとんをオススメする理由

おふとんと言えば西川と言われる信頼性

業界大手であることはもちろん、創業から450年以上続くモノづくりへの譲れないこだわりと誇りが商品に表れています。
安心、安全のための徹底した品質管理だけではなく、常に新しい技術を取り入れ進化させていく姿勢がお客様に支持される羽毛ふとんを作りつづけられる理由です。

おふとんと言えば西川と言われる信頼性

徹底した洗浄

羽毛ふとんに使用するダウンは原毛の状態の時には様々な不純物がついているので、匂いはもちろん衛生上も徹底した洗浄が必要となります。
西川では羽毛洗浄後の排水がきれいになるまですすぎを繰り返し、最終のすすぎ水を業界基準の2倍である、1000mmの透視度計で検査し、クリアした羽毛だけを使用しています。
良質な地下水による徹底した洗浄

羽毛本来の力を引き出す独自の加工

一般的な羽毛ふとんはダウンを洗浄して乾燥させたあと、そのまま羽毛ふとんとなります。
しかし、西川では羽毛本来のチカラを引き出すため、ここから更に特別な加工を施していきます。

  • バイオアップ加工
    +フレッシュアップ加工

選別した羽毛に「加湿乾燥」と「冷却除塵」を施し、より暖かく、軽く、クリーンな羽毛になります。 バイオアップ加工を施された羽毛はふっくら感が増すだけではなく、未加工品に比べて羽毛ふとんのほこりの量が約26%減少します。

バイオアップ加工を施した羽毛に更に通し選別を行い、より良質な羽毛だけを選び出す加工を行います。
厳選された羽毛だけを使用することで、同じ量で比べた時に未加工品に比べて約2℃に相当する保温力が向上します。

羽毛布団の製造工程
羽毛布団の製造工程
フレッシュアップ加工

フィット感だけではなく羽毛ふとんの寿命を延ばす特殊キルティング

西川の羽毛ふとんは厳選された羽毛を使用するだけではなく、側生地やキルティングなどの細部に至るまでお客様のことを考えたこだわりで出来ています。

側生地

ポリエステル比率の高いを使用するとコストは抑えられますが、同時に「蒸れやすい」などのデメリットもあります。西川ではポリエステル比率を極力抑えながらやわらかさを追求 することで、暖めるだけではなく、寝ている時の蒸れ感を軽減します。また、ポリエステル独特の感触が苦手な方も多く、綿などの天然素材を多く使用している側生地の方が自然なやわらかさでストレス無く眠れます。


側生地
キルティング

一般的な羽毛ふとんにされているキルティングは、実はマスとマスの間に穴が空いています。羽毛を充填する際にノズルが通る為の穴で、後で塞ぐことができません。羽毛ふとんを使用している間にこの穴を通って羽毛がマスからマスへと移動し、片寄ってしまい、外から戻すことはほぼ不可能となります。羽毛が少なくなったマスから暖かい空気が逃げてしまうので、羽毛が痛んでいなくても片寄りがでると保温力は落ちていきます。 西川では独自のキルティングで羽毛の片寄りを防止しています。キルティングを複雑にするとコストや手間はかかりますが、フィット感がよくなるだけではなく、羽毛ふとんを長く良い状態で使用することができます。


キルティング

眠りの専門店かわのでは羽毛ふとんを販売するだけではなく、メンテナンスもおこなっています。
羽毛ふとんはきちんとメンテナンスを行うことで良い状態で長く使用することができます。
他店でご購入された羽毛ふとんでもメンテナンスができますので詳しくは店舗へお尋ね下さい。

ねむりの相談所
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